ruaさんで何度かワークショップをさせていただいているのですが、その参加者さんが、もっと作ってみたい!とリクエストしてくださる事が増えてきました。
ありがたい事です。
そしてまたもや、昨年の夏にも特設ワークショップをリクエストしてくださった方から、ruaさんにお問い合わせがあったのです。
なんと手描きの絵を持ち込んでのリクエスト。
そんなお二人の熱い思いに応えねばと、一日でなんとか出来上がるような形と手順を考えて、型紙もあらたに制作しました。
今回のご要望は、クリ手シリーズのマチ付きバージョン。
シンプルですが、縫う距離が長いので、所要時間は休憩をいれて10時間!という長丁場に設定しました。
ruaさんの営業時間もありますから、なかなかシビアなスケジュールです。
通常の開店時刻より、1時間ほど早い9:00からのスタート。

サイズも大きいので、真ん中のマチを縫うときは、裏表がわからなくなりそうになりながら、とにかく縫いますよ〜

スケジュールがキチキチでも、せっかくのruaさんでのワークショップ。
美味しいランチと、珈琲タイムで心と体をリフレッシュ。
お好みで贅沢な具をサンドしながらいただけるオープンサンドイッチは、お洒落で文句なしの美味しさ!!

さてさて、楽しい休憩をはさみつつも、のんびりはしていられませんよ〜。
底マチと本体をつなげたら、横マチになる部分を縫います。
ここまできたら、出来上がったも同然。
あとは、ワクワクしながらひっくり返して・・・

マチ付き2wayクリ手を作り上げて満面の笑みのS.C.様。
底マチを繋げたあたりから、ニヤニヤが押さえられなかったですもんね。^_^
かなりの回数のワークショップに参加して下さっているので、縫うスピードもどんどん速くなっていらっしゃいます。
取り外し可能のショルダーだけは、同革をご要望でしたので、私がミシン縫いしたものをご用意。

手書きの絵を持ち込まれたY.T.様も、何度もワークショップに参加してくださっています。
今回は、くり抜きの穴は開けずに、オーソドックスなハンドルを付けました。
こちらも、ハンドルは同革を貼り合わせてミシン縫いしたものをご用意しました。
お喋りもそこそこに、黙々とひたすら穴を開けては、手縫いに没頭したので、予定よりちょっと早めに仕上がりましたね。
お疲れ様でした〜〜
実は、なかなかスケジュールが合わず、リクエストをいただいてから4ヶ月弱、お待たせしてしまったのですが、それでも楽しみにしていてくださったお二人。
本当にありがとうございました。
そして、長い時間とスペース、美味しいランチを提供してくださったruaさん。
心からお礼申し上げます。